コンタクトレンズ装用時にゴロゴロする等の不快感があり、対処したいと思っていても具体的な対処法が分からない、他の人がどうしているのか知りたいと思ったことはありませんか。

「装用時の不快感」についてのアンケート結果と共に、対処法についてご紹介します。

ほとんどのコンタクトレンズユーザーが、「装用中の不快感」をあきらめていると回答

そもそもコンタクトレンズ装用時の不快感は、何が原因で起こるのでしょうか? 原因として挙げられることのひとつは、ずばり「目の乾燥感」です。コンタクトレンズが涙を吸収することで、目が乾燥してしまい、それがコンタクトレンズ装用時のゴロゴロ感等の不快感につながるためです。

よく言われる対処法としては、

  • 意識的にまばたきを多くするよう心掛ける
  • コンタクトレンズ用目薬をさす
  • 装着液を使用する

などがあります。
しかし、これだけではなかなか完全に不快感がなくなってくれないのが現状です。

このような現状は、次のようなアンケートでも明らかとなりました。
コンタクトレンズユーザーへの「装用時の不快感」についてアンケートしたところ、次のような回答結果となりました。(※1)

◎「レンズ装用中の乾燥感」・・・症状経験者86%に対して、眼科医に症状を訴えたことのある方は24%。
◎「1日の終わりの不快感」・・・症状経験者80%に対して、眼科医に症状を訴えたことのある方は11%。
◎「レンズ装用中の異物感」・・・症状経験者76%に対して、眼科医に症状を訴えたことのある方は10%。

つまり、ほとんどのコンタクトレンズユーザーが、装用中の違和感を訴えることなく、コンタクトレンズを使用しているなら仕方のないこととして、あきらめてしまっているのです。

(※1)Among contact lens patients who bought a new supply of the same brand of contact lenses at the last eye exam. Reference: 1. Based on a survey of 113 contact lens patients; Alcon data on file, 2006.

装用時の不快感、あきらめのはまだ早い!?

装用時の不快感を残したままでは、仕事やプライベートにも支障が出てしまいます。
はりきって仕事に行っても、友達と楽しく外出しても、コンタクトレンズの不快感ひとつで気分も沈んで自分の力を発揮できないですよね。コンタクトレンズに不快感があると、不快感のない人に比べ、ストレスリスクが上昇するとさえいわれています。コンタクトレンズの不快感のせいで日常生活を快適に楽しむことができなくなってしまうのです。

そんな悩みがあちこちで聞かれている現在、コンタクトレンズの装用時の違和感を軽減し、1日の終わりまで快適なつけ心地(※2)を維持するため、最新のテクノロジーによるコンタクトレンズの改良が進んでいます。特に、従来は両立が難しかった、つけ心地の改善にとって重要な酸素透過率の高さと、目に触れる表面の含水率の高さ、を両立させるレンズなども登場しています。
「コンタクトレンズ装用時の不快感はしかたない…」なんてあきらめているあなた!非常にもったいないです!

(※2)装用感には個人差があります。

最新のレンズを知り、眼科でも積極的に相談してみましょう

つけ心地の悪いコンタクトレンズを使用しつづけることは、自身のストレスを増加させるうえ、なにより目にかかる負担も大きく衛生面でも好ましくありません。急速な技術の進歩により、より優れたつけ心地のコンタクトレンズを目指し改良が進んでいる現在。最新のレンズや、つけ心地を改善するための要素、素材等を調べたり、眼科でコンタクトレンズの違和感について相談したりすることは非常に大切なことです。自分に合ったコンタクトレンズの使用で、日々の生活をより快適に過ごしましょう。(※2)

(※2)装用感には個人差があります。