用語集

コンタクトレンズの「中心厚」(CT)とは

中心厚(CT)とは

中心厚(CT)とは「center thickness」の略文字、ティネックスとも呼ばれており、コンタクトレンズの厚みを表しています。単位はミリです。
この厚みに関係性があるものとして、「酸素の通しやすさ(酸素透過率)」「形状の保持力」「装用感」などがあります。

レンズが厚いと「酸素の通しやすさ(酸素透過率)」は低くなります。同じ素材で比較した場合レンズの厚さが半分になると酸素透過性は2倍になるとされています。また「形状の保持力」は高くなります。目に装着するときに形状が安定しやすいのです。また、破れにくいという特性もあります。
逆に、薄いレンズは「装用感」が向上します。コンタクトレンズ自体が目にとっては異物な訳ですから、薄いほうが「ゴロゴロ」しないという特性があります。
中心厚はコンタクトレンズの種類や度数によってほぼ決められていることが多いので、選択の余地はありません。

pagetop