カラコン装用中に目の痛みや頭痛、肩こりなど不調を感じたら、コンタクトが合っているか見直そう

カラコン装用中に「目が痛い、疲れる」「頭痛がする」「肩がこる」など何らかの体調不調を感じるという方、もしかしたら合わないカラコンを装用している可能性があるかもしれません。カラコン購入時、きちんと眼科の検査・処方は受けていますか?
私がつけているのは度なしのカラコンだし、検査なんかしなくても…と思う方も少なくないかもしれませんが、ちょっと待って!カラコンもメーカーによって規格が様々あります。たとえ度なしのカラコンであっても、レンズの種類によってサイズやカーブも異なるため、自分に合っているカラコンを選ばなければ、目の障害、頭痛や肩こりなどの体調不調につながってしまうかもしれないのです。また、度ありカラコンの場合も、透明レンズと同じ度数が必ずしも自分の目に合うとは限りませんよ。
合わないカラコンを装用することによって目の障害、頭痛などの不調を起こすことがないように、カラコン購入の際には必ず眼科の検査・処方を受けましょう。

合わないカラコンが不具合の原因となることも!自分に合ったカラコンとは?

目に合わないカラコンを装用し続けることで不調を起こしてしまうケースがあることをご説明してきました。不調を防ぐためには、自分に合ったカラコンを選ぶことが重要。眼科で処方検査を受けることで、どれが自分に合うカラコンなのかを知ることができます。

カラコンの処方検査とは?

カラコンの処方検査といっても特別なものではなく、一般的なソフトコンタクトレンズの処方と同様の検査になります。

①まずは、コンタクトレンズの装用に向かない目の病気がないかどうかを診断してもらいます。結膜炎や、涙の量が極端に少ないなどの症状があると、使うことが出来ません。
②次に、あなたの目が正視か、または近視・乱視・遠視などの異常があるかを調べます。もしも異常があれば、その度数を検出します。ここで調べた度数を基本に、レンズの度数(PWR)を選びます。
③あわせて、黒目(角膜)のカーブも測定します。この測定値は人によってそれぞれ違います。この数値を目安に、カラコンの湾曲(ベースカーブ(BC)*)が合うかどうかを確かめます。

以上の検査の後、実際に試験用のカラコンを目にいれた状態を診断してもらいます。目の上でレンズが動き過ぎないか、反対に張り付いていないか、中心に安定しているか、直径(DIA)が大きすぎていないか…等を観察して、あなたに合うカラコンであると判断されると、処方を受けることができます。そして最後に、レンズの使用上の注意点やレンズの消毒方法など、取扱いに関する説明を受けて使用開始となります。

*BC(ベースカーブ)とは、コンタクトレンズの内面のカーブのことです。BCの値が小さいとカーブがきつくなり、大きいとカーブが平らに近くなります。自分の瞳の表面のカーブに合ったBCのものを選ぶようにしましょう。

BC

自分の好みだけでカラコンを購入し使い始めると、自分の瞳に合っていないカラコンを使い続けることになり、頭痛や目の疲れ、更には目の病気につながってしまう危険性もあります。必ず眼科の検査・処方を受けて、自分に合ったカラコンを購入するようにしましょう!

カラコン装用中に不調を感じたら

こんな症状の時は、すぐに眼科を受診しましょう。

目の痛み、充血

目の痛みや充血は、装用時間が長すぎることやレンズの汚れや傷が原因で、目に障害を起こしていることが多いです。対処法としては、装用を一旦休止して眼科医の診察を受けましょう!

カラコン装用で目のかゆみがでてきた

カラコンの装用を継続していて目にかゆみが生じる原因は、レンズの汚れによって起こる「結膜炎」かも?装用を中止して、眼科医の診察を受けましょう。

カラコンを装用すると起こる、頭痛や肩こり

頭痛や肩こりが起こる原因は多くありますが、カラコン装用で推測できる原因には過矯正(度数が強すぎる)あるいは左右の見え方のバランスが悪いことなどが考えられます。装用を中止して眼科医の診察を受けましょう。

装用中の目のかすみやくもり

カラコンを使用している最中に目がかすんだり、視界がくもったりするのは、「レンズの乾燥」という原因が考えられます。瞬きの回数を意識的に増やす、コンタクト用の目薬を使用するなどで一時的に解消することがありますが、症状が続く場合にはレンズが合わなくなっていることも考えられますので、装用を中止して眼科医の診察を受けましょう。

カラコン装用中、遠くや近くが見づらい

普段の見え方と違う場合は「左右のレンズを逆に装用している」ことが原因かもしれません。正しい状態での装用であれば、度数が目に合わなくなっていることが考えられますので、装用を中止して眼科医の診察を受けましょう。

最後に

カラコンは一般のソフトコンタクトレンズと同じ高度管理医療機器に分類されています。眼科医の処方を受けて、自分の目にあったレンズを選びましょう。そして、カラコン装用でトラブルが起きた際は、我慢せずに必ず眼科を受診するようにしてくださいね。

注意事項

  • コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けてからお求めください。
  • ご使用前に必ず添付文書(取扱説明書)をよく読み、取扱い方法を守り、正しく使用してください。
  • 装用時間・使用期間を正しくお守りください。(装用時間には個人差があります。眼科医の指示に必ず従ってください。)
  • 目の定期検査は必ずお受けください。
  • レンズの装用中に少しでも目に異常を感じたら、直ちにレンズをはずして眼科医の検査をお受けください。
  • 破損等の不具合のあるレンズは絶対に使用しないでください。
  • 金属を含む着色剤が使用されているので金属アレルギーの方は眼科医に相談してください。