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どんなコンタクトレンズを選べばいいの?比較表を読み取るポイント

2016.06.30

コンタクトレンズ販売店などでよく見るコンタクトレンズ比較表の見方をご存知ですか?提示される比較表を見ても、専門用語が多く、難しいと感じる方も多いでしょう。今回はレンズ選びの参考となる用語、数値を見る際のポイントについてご紹介します。

コンタクトレンズ比較表の見方

コンタクトレンズの比較表によく出てくる用語には、つぎの6つがあります。

  • 酸素透過率:レンズ素材がどれだけ酸素を通すかを示す数値(DK値)をレンズの厚みで割った値です。
  • 含水率:レンズが水分を含む割合を表しています。
  • 中心厚み:レンズの中心部の厚みを示す値です。薄いと酸素透過率と装用感は良くなりますが、耐久性や汚れに対して弱くなるデメリットもあります。
  • BC:ベースカーブの略称で、数値が大きくなるにつれてカーブ(レンズの曲がり具合)が緩くなり、小さくなるほどカーブがきつくなります。
  • POWER:レンズの度数を意味しており近視の場合はマイナス、遠視はプラスで表示されています。
  • DIA:レンズの直径の長さを表しています(単位はミリメートル)。

レンズの種類は耐久性に優れた水分を含まない固い素材でできている「ハードコンタクトレンズ」と、水分を含んだやわらかい素材でできている「ソフトコンタクトレンズ」の2種類に大きく分けられます。

酸素透過率が重要な理由

ご紹介した専門用語の中でも、ぜひ着目していただきたいのが、「酸素透過率」。黒目の表面をおおっている透明の膜、ものを見るときに重要な働きをする「角膜」は、血管がないため大気中から酸素を取り入れて代謝エネルギーに変えています。コンタクトレンズを装着すると、裸眼時と比べて角膜に酸素が供給されにくくなります。そして継続的に角膜の酸素不足が続くと、角膜の抵抗力が落ち、さまざまな眼障害につながります。たとえば角膜内皮細胞という目にとって大切な細胞が減少するスピードが速まるリスクが高くなります。酸素透過率の高いレンズを選ぶことは、目の負担を軽減することに繋がります。

「含水率」は数値の高いレンズのほうが、潤いたっぷりで目に優しいイメージをしやすいですが、一概にはそうとは言い切れません。一般的に含水率が高いとレンズに潤いがあり、つけた直後の装用感は良いものの、時間が経過すると水分は蒸発するため乾きを感じやすいといわれます。

「シリコーンハイドロゲル」素材を使用したレンズは、一般的に酸素透過率が高く、多くの酸素がレンズを通過して目に届きます。また、含水率を低くすることで、乾燥にも強いという特徴がありますが、装着した時のつけ心地が高含水率のレンズに劣るという課題がありました。 そこで注目なのが、レンズ表面はうるおいたっぷり高い含水率、レンズコア部分は低含水率という「水分三層」(※1)デイリーズ トータル ワン® 。つけ心地の良さと、乾きにくさ(※2)の両立を目指したコンタクトレンズです。

(※1)ウォーター グラディエント コンタクトレンズ。レンズコアとレンズ表面の含水率に差もたらした構造のレンズのことを言います。レンズコア・レンズ表面の含水率の測定方法は、レンズ全体の含水率の測定方法とはことなります。
(※2)装用感には個人差があります。

基礎知識を元に、眼科で自分に合うレンズについて、相談してみましょう

自分に合ったコンタクトレンズはご自身のライフスタイルとも関係してきます。長時間PC画面を見続けるデスクワークの多い方や、スポーツで使用することが多い方など、使用シーンはさまざまです。

ここまで紹介したのは、コンタクトレンズの比較表をよみとく用語や基本知識。くわしくはご自身の使用シーンなども含め、眼科で相談してみましょう。

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